ご葬儀に寄り添うということ
今日は午前中に一件、午後から二件の計三件のご葬儀があった。規模もスタイルもそれぞれ違うので、一つが終わるたびに祭壇を含め全てを一から組み直す。喪主やご遺族はもちろん、お寺様やご遺族、ご列席者からの問い合わせに、電話応対も大変である。
そんな時、開会を待っているご列席者様が涙を流しているお姿を、偶然目にした。ご友人だろうか。はっとしてその場から離れたが、改めていろいろなことを考えさせられた。私たちスタッフも決してルーチンな仕事をこなしているわけではないが、ご家族だけでなくご列席者さまにとっても、故人様は唯一無二の存在なのだ。その事を深く胸に刻んで仕事をしなくてはと、強く思ったのである。(S)